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2016.12.21 12:00

お酒の話 その1【氷温長期熟成】

時には お酒の 話をしようか〜♩

ちゅう訳で、今回はお酒の話を少し。

写真は佐賀の銘酒『東一』。

大吟醸の雫絞り斗瓶囲で生酒と、

最高級クラスのハイスペック酒です。

皆様、お気づきでしょうか?

写真の様子がおかしい事に。

詳しい人ならピンとくるかも……。

生酒の表記ラベルがやけに古臭い……。

瓶の口付近に何やらラベルが……。

『00年……4月…。』

そう、このお酒は2000年に醸造、

瓶詰めされたお酒です!

2016年現在で何と16年大古酒!

しかも生酒!!

そこで、お酒の知識のある方なら

疑問が出てきますよね?

『日本酒ってそんなにほっといて大丈夫なの?』

『生酒は早めに飲まなきゃダメじゃない!』

はい!その通りでございます!

ほとんどどの蔵も生酒は早めに

飲む事を推奨していますし、

要冷蔵で保管してもらうよう、

ラベルにも書いています。

こんな感じの生酒シールや、

裏ラベルに表記されています。

何故かと言うと、

お酒には酵母や、様々な菌がおり、

特に火入れ作業をしない生酒は

大事な菌がまだまだ生きています。

菌が生きていれば、それだけまだ

発酵などが出来るので、

当然お酒の味わいは早く変わり、

放置する温度や紫外線の影響で

色変わりしてしまいます。

なので、お酒の変化を少なくするため、

低温(冷蔵庫)で光を当てずに保管し、

出来るだけ早めに飲むように

推奨されている訳です。

ではこの東一。

果たして如何なる味わいなのか。

結果だけで言うと、

通常の東一とは別物の、

樽で熟成させたかのような芳醇で、

より深みのある余韻を持ち、

個性的な味わいになっていました!

16年熟成で老香(ひねか)もなく、

色変わりもほとんど無い。

私は凄く感動しました!

(個人の好みはありますが(笑))

なぜこのように変化したのか?

そこには確立された貯蔵方法があり、

知識と経験に裏打ちされた技法が

あるのでした!

『氷温長期貯蔵』

次回は更に深くお酒を読み解いて

いきましょう!!

因みに取り扱いの『東一』は

信用ある酒販店様から仕入れている

正規取り扱い品です。

その2へ続く

統括店長  木村